一升餅の祝い方

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1歳の誕生日
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一升餅お祝いの仕方

一升餅のお祝いの仕方は地方によって様々な方法がありますが、最もポピュラーなのは「背負い餅式」です。

一升の丸餅を子供の背中に風呂敷で包み、肩から脇に掛けてたすきがけで背負わせます。
最近では子供用のリュックサックに入れて背負わせることも多いようです。

この背負った状態から、赤ちゃんを転ばせるのが「転ばせ餅」「転ばし餅」です。
>転ばせ餅・転ばし餅についてはこちらを参考に

また、必ずしも背負わせるとは限らないようで、地方によっては「丈夫な足になる様に」「一生食べ物に困らない様に」という願いを込めてお餅の上に立たせたり、重ねたお餅を踏ませたりなど、祝い方は 各地で様々です。

小さなわらじを履かせて「筆(芸術家)・そろばん(商人)・お金(富豪)」などを並べて餅を背負ったまま子供がどこに歩いていくかで将来を占う「選び取り」の行事が一緒に行われることもあります。>選び取り(将来占い)

他には、大きなお餅を抱かせるという方法もあります。立った状態でも座った状態でもよいのですが、大きなお餅を赤ちゃんに「抱っこ」してもらってお祝いします。

お祝いが終わったら~一升餅の切り分け方~

お祝いが終わった後のお餅は小分けに切って冷凍して家族で少しずつ楽しんだり、地方によっては親戚やご近所などにおすそ分けして「沢山の幸せが訪れるように」なるべく多くの人達に配るところもあるようです。

ですが、大きな一升餅を手ごろなサイズに切り分けるというのはなかなか大変なものです。

上手く切り分けるコツは、怪我をしないように安全のために軍手を着け、まな板の下に濡れ布巾を敷くこと。またお餅が固くならないうちにお祝いの後はできるだけ早く切り分けるのがポイントのようです。電子レンジで少しだけ加熱し柔らかくする方法もあります。
用途に合わせていろいろな切り方がありますが落ち着いて、安全第一で行ってください

小分けにカットするのに自信のない人や、ご近所に配ることが決まっている場合などは、はじめから小分けになった一升餅を購入するものいいかもしれませんね。

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一升餅祝いの注意点

1歳の小さな子どもにとって、1升(約2キロ)の餅というのは大変な重さです。
風呂敷で背負わせる場合は、絶対に首に風呂敷を巻かないようにして下さい。
必ず肩から反対の脇の下に通し、風呂敷を斜めに背負わせるようにしてください。

一升餅祝いの由来である「背負いきれないほどの食べ物に恵まれますように」ということから分かるように、「背負えない」ことが前提のお祝いです。くれぐれも無理はしないようにしてあげてください。

お祝い準備の最大のポイント

1歳の誕生日に一升もち祝いをすることが決まったら、当日の流れなどの計画をたてて簡単にメモ書きしておくことをオススメします。

そして一番重要なのは赤ちゃんのご機嫌がいい時間帯を選ぶことです。眠かったり、おなかが空いている時間を避けて笑顔でお祝いできるといいですね。

準備するものまとめ

◆一升餅
和菓子屋やネットショップで購入することが可能です。赤ちゃんの名前入りのものや、食べやすいように小分けになったものなど様々な種類が売られていますので赤ちゃんのお誕生日に間に合うように事前に注文をしておくと良いでしょう。

◆背負うための風呂敷または子供用リュック
多くの一升餅の大きさは直径20~25㎝ですので、風呂敷はそのお餅を余裕をもって包める90㎝前後のものが良いでしょう。最近は可愛い子ども用のリュックに餅を入れて背負わせる場合も多いようです。

◆カメラ、ビデオ
いざという時にバッテリー切れやメモリー不足などが起こらないように事前にチェック

◆赤ちゃん応援グッズ
一升餅祝いを赤ちゃんにご機嫌に頑張ってもらうために、お気に入りのおもちゃや興味をひきそうな音の出るおもちゃなどを用意しておくと良いかもしれません。

◆お餅を切り分けるために
包丁、手ぬぐい、軍手、大き目のまな板があると便利です

◆ジッパー付き密閉袋
切り分けたお餅をジッパー付の密閉袋に入れ冷凍保存することが出来ます。

◆おすそ分けのために
親戚やご近所にお餅をおすそ分けする際の袋も必要に応じて事前に準備しておきましょう

一升餅祝いの思い出を残そう

一升餅祝いの様子は、ぜひビデオや写真におさめておきたいものですね。
お餅を背負ってどんどんハイハイで進む赤ちゃんや お餅が重くて泣いてしまう赤ちゃん・・・どんなシーンも2度とない大切な一瞬です。

通常は赤ちゃんだけを撮影しがちなのですが、今回はニッコリ微笑むパパママやおじいちゃんおばあちゃんの様子も是非一緒に記録してみてください。一生懸命に赤ちゃんを応援する家族の様子はきっと良い思い出になることと思います。

 

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